教育支援資金とは、高等学校、大学、専門学校への就学で必要な経費の貸付を指しています。
資金も就学支度費と教育支援費に分けられています。
入学費を含む支度費には、制服や教科書などの購入費が貸付の対象で、授業料や定期券代などは支援費に含まれています。
支度費は入学時のみ該当、限度額も50万円以内ですが、申請時に注意したいのは、既に支払い済みの経費は対象外となる点です。
また、支援費は償還期間10年以内、据置期間を卒業、退学した翌月から半年以内としています。
高等学校では3万5千円、高等専門や短期大学は6万円、大学は6万5千円の貸付です。
申請時、ひとり親家庭が優先されるのも知っておいて損はなく、所得の少ない世帯、独立や自活にも必要な資金を他から受けられない、困難であることで貸付対象者となります。
また、所得だけの問題ではなく、障害者世帯や高齢者世帯に対して、目的別の貸付も提案できることもあり、まずは、専門協議会に尋ねてみるのもポイントです。